理事長挨拶

 

平素は当組合の生コンクリートのご用命と、諸事に渡り関係先各位のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

当組合は平成26年4月より品質の向上、安定供給、適正価格を基本理念として共同受注共同販売事業を通じ、社会資本充実の一員として社会貢献に尽くし10年目を迎えます。

また、品質管理につきましてはJIS規格基準を上回る水準を確保するため、福島県生コンクリート品質管理監査会議による中立・透明・公正な検査・審査の実施により、全国統一品質管理監査基準に合格した工場にのみ発行される ㊜マークを組合全生コン工場が取得し、高い評価のもとに行政当局からも推薦を頂き、皆様に安心、安全な生コンをご提供させて頂いております。

昨今の経営環境は生コン需要減少の中にあって、セメント、骨材、輸送などのコスト増等への対応もあり、更に厳しい環境に立たされることが予想されます。この状況下で令和6年度計画では6社7工場で近年では最少数量となる、10万㎥の出荷を見込んでおりますが、限界数量として捉え全組合員の団結を強化すると共に、引き続き更なる生コンクリート品質向上に努め、経営の合理化によるコスト削減、輸送の効率化による安定供給を目指し、総力を挙げて邁進し、的確な社会のニーズに応えてまいります。

また、公共事業をはじめとする豊かな郷土建設の重要な一端を担っているという社会的使命を深く認識し、今後もより一層万全を期して皆様の信頼とご期待にお応えできるよう取り組んで参りますので、需要家及び関係先各位の一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

   令和6年7月
会津地区生コン協同組合
理事長 渡部 勝男